冬は認知症リスクが高まる?寒さと脳の意外な関係

気温が下がると、体調を崩しやすくなったり、外出の機会が減ったりと、身体にも心にも負担が増える季節です。実は、冬は認知症のリスクが高まると言われています。寒さが脳にどんな影響を与えるのか、各方面の研究結果をご紹介します。

  • 寒さで血圧が上がりやすくなる
    気温が下がると血管が収縮し、血圧が上がりやすくなります。
    高血圧は認知症の重大なリスク因子のひとつ。脳血管に負担がかかり、脳機能の低下につながる可能性があります。

  • 外出が減り、身体活動量が低下
    冬は「寒いから出たくない」「日が短くて歩く時間がない」という方も多い季節。
    しかし、運動不足は脳への血流低下や認知機能低下の原因になります。
    特に高齢者では、社会的交流が減ることで認知機能がより低下しやすいことも指摘されています。

  • 睡眠の乱れも要注意
    冬は朝日を浴びる時間が短く、体内時計が乱れやすい時期でもあります。
    睡眠の質が低下すると、アミロイドβの排出が妨げられ、脳に蓄積しやすくなると言われています。


✅冬に意識したい脳のセルフケア3選
上記を踏まえ、今日からできる小さな習慣をご紹介します。

  1. 毎日15〜20分でもウォーク(室内でもOK)
  2. 温かい飲み物や入浴で体を冷やさない
  3. 朝はカーテンを開けて光を取り入れる


ちょっとした生活習慣の積み重ねが脳の健康につながります。
習慣化アプリや万歩計を取り入れるなど、無理のない範囲でこつこつと楽しみながら続けていきましょう。


季節による体調変化を意識しながら、自分の体質を知ることも大切です。
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