梅雨入り前のカビ対策で、家族の健康を守る

5月も残りわずかとなり、すでに梅雨入りしている地域が出てきました。じめじめとした空気が続くこの季節、気をつけたいのが「カビ」。カビが出す「マイコトキシン(カビ毒)」が脳の健康に関係していると言われているのはご存じでしょうか。

マイコトキシンは、食品や空気を通じて体内に取り込まれることがあります。マイコトキシンが体内に取り込まれると脳は「アミロイドβペプチド」を生成することで脳を守ろうとします。そのアミロイドβペプチドがアルツハイマー型認知症の発症に大きく関与していると言われているのです。

アルツハイマー型認知症の発症にはさまざまな環境要因が関与しているとされているため、見えないリスクの回避として早めにカビ対策をしておくに越したことはありません。こまめな換気や除湿、押し入れ・家具裏などの湿気がこもりやすい場所の掃除、エアコンのフィルター清掃など、日常のちょっとしたひと手間が大きな差になります。

今年の梅雨は「健康を守る習慣」としてのカビ対策、始めてみませんか?家族みんなが安心して暮らせる環境づくりが、将来の自分や大切な人を守ることにつながるかもしれません。

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