登山の日に一歩を踏み出そう!週3日のウォーキングで認知症予防

10月3日は「登山の日」。秋の爽やかな気候の中で山に登るのはとても気持ちがいいものですが、「なかなか時間がない」「体力に自信がない」と感じる方も多いのではないでしょうか。実際、登山となると準備や移動も必要で、腰が重くなりがちです。
そんな方におすすめしたいのが、身近で気軽にできるウォーキングです。特別な道具もなく、思い立ったときに始められるのが魅力。実は、ウォーキングでも登山と同じように、心身の健康に大きな効果が期待できるのです。
厚生労働省によると、週に3〜5日、1日30分程度のウォーキングで、生活習慣病の予防や運動不足の解消に十分効果があるとされています。運動を継続することで血流が改善し、脳に必要な酸素や栄養が行き届きやすくなるため、認知機能の低下を防ぐ効果も期待されています。さらに、歩くことで全身の筋肉を使い、バランス感覚を鍛えることができるため、フレイルや転倒予防にもつながります。
また、外の空気を吸いながら歩くことは、ストレス解消や気分転換にも効果的です。自然の多い公園や川沿いを歩けば、心もリフレッシュ。もし余裕が出てきたら、少しずつ坂道や低山のハイキングに挑戦するのも良いでしょう。無理なくステップアップすることで、登山の日の本来の楽しみ方にも近づけます。
運動は「続けること」が最も大切です。完璧を目指す必要はなく、まずは1日15分からでも構いません。気候の良いこの季節に、一歩を踏み出してみませんか?ウォーキングという小さな習慣が、未来の脳と体の健康を守る大きな一歩になるはずです。