夏の夜こそ“脳のゴールデンタイム” 快眠のコツで脳も元気に

寝苦しい夜が続いていますが、みなさん、しっかり眠れていますか?
実は、良い眠りは“脳の健康”とも深く関係しています。

私たちの脳は、寝ている間にその日得た情報を整理したり、記憶を定着させたりと、まさに“夜勤モード”。とくに眠り始めの3時間は「脳のゴールデンタイム」と呼ばれ、質のよい睡眠をとることで、認知機能の維持や記憶力の低下予防につながるといわれています。

しかし、夏の夜は暑さや湿度、エアコンの冷えすぎなどの影響で、眠りが浅くなりやすい季節です。そこで今回は、脳を元気に保つための「夏の快眠ポイント」をご紹介します。

* * *

まずひとつめは、就寝前のリラックスタイムをつくること
寝る1時間前にはスマホやテレビなどの強い光を避けて、照明を少し落とし、読書や軽いストレッチ、音楽などでゆったり過ごしましょう。
脳が“休む準備”を始めることで、スムーズな入眠につながります。

 

 

 

 

 

次に、寝室の温度と湿度の調整も大切です。
エアコンの設定温度は27〜28℃を目安に、冷えすぎに注意。
扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させることで、冷房の効きすぎを防ぎながら、快適な環境が保てます。湿度は、50〜60%が理想です

最後におすすめなのが、ぬるめのお風呂
就寝の1〜2時間前に、38〜40℃のお湯で10〜15分ほど入浴すると、深部体温が一度上がり、その後に下がっていく過程で自然な眠気が訪れます。

* * *

睡眠は、脳のメンテナンスタイム。
「最近、なんとなくぼーっとする」「物忘れが増えたかも」と感じたら、まずは眠りの質を見直してみるのもひとつの方法です。
暑さに負けず、ぐっすり眠って、脳も体も元気に夏を乗り切りましょう!

トピックスに戻る