ブルーベリーの脳パワー

ブルーベリーは6月が旬。ヨーグルトに添えたりスムージーに入れたり、最近ではアサイーボウルなどでも楽しむことができます。そんなブルーベリーが「脳の健康」にうれしい働きをしてくれることをご存じでしょうか?

ブルーベリーに多く含まれているのが「アントシアニン」という青紫色の色素成分。これはポリフェノールの一種で、体の中で発生する「酸化ストレス」から細胞を守る働きがあるとされています。酸化ストレスは年齢とともに増えやすく、体だけでなく脳にも影響を与えると考えられています。

この酸化のダメージから脳を守ることで、記憶力や集中力の維持、そして認知症の予防につながる可能性があるのがアントシアニンを含む食品の特徴。ブルーベリーはその代表的な存在といえるでしょう。

また、ブルーベリーは冷凍でも栄養価がしっかり残るため、一年を通じて取り入れやすいのも魅力。朝のヨーグルトにひとさじ加えるだけで見た目も華やかになり、自然な甘みが楽しめます。砂糖を加えていないタイプを選べば、健康志向の方にもぴったりです。

もちろん、ブルーベリーだけですべてをまかなうことはできませんが、食生活の中で少しずつ「脳を労わる」意識を持つことが将来の安心につながります。バランスのよい食事と運動、しっかりとした睡眠。そこにちょっとした “脳へのごほうび” として、旬のブルーベリーを加えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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